陸上の世界選手権東京大会(世界陸上)が13日、開幕しました。
最初に行われた種目は、男女の35キロ競歩。男子35キロ競歩は、勝木隼人が3位に入り、日本勢今大会初となる銅メダルを獲得しました。川野将虎は30キロ過ぎまでトップを歩きましたが18位、丸尾知司は26位でした。優勝はカナダのエバン・ダンフィー。
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女子35キロ競歩は、梅野倖子が15位、矢来舞香が20位、渕瀬真寿美が21位でした。優勝はスペインのマリア・ペレス。
35キロ競歩は猛暑による影響を考慮し、当初予定していた午前8時から午前7時半スタートに変更されました。選手たちは時折雨が降る中、神宮外苑の周回コースを「力歩」しました。
女子1万メートル決勝は、広中璃梨佳が粘りの走りを見せ、6位入賞しました。
男子100メートル予選は、守祐陽が2組7着、桐生祥秀が3組5着、サニブラウン・ハキームが7組7着に終わり、いずれも敗退しました。女子1500メートル予選の田中希実は3大会連続の予選突破はなりませんでした。
混合1600メートルリレー予選で日本(今泉堅貴、井戸アビゲイル風果、吉津拓歩、松本奈菜子)は3分12秒08の日本新記録で決勝に進みました。決勝は8位でした。
世界陸上の初日を写真で振り返ります。